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沖縄 中古ピアノ専門店

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ピアノのお話Piano Story

7.ピアノの種類−スピネット、コンソール、アップライト

一般的にピアノの種類とはグランドピアノとアップライトピアノに大きく分けられますが、縦型のピアノを分類すると実はスピネット、コンソール、アップライトなどともう少し細かく分かれていきます。それぞれ音に違いなども出てきますので、知っておくと便利です。

スピネット・ピアノ

背の低いピアノを単に「スピネットピアノ」と呼びがちですが、専門的にはそうではなく、アクション(鍵盤の動きを伝え、ハンマーを弦まで運ぶ打弦機構)が鍵盤よりも下に下りているピアノがスピネットピアノとなり、鍵盤の下の板(下前板)を開くとアクションの一部が見られます。辞書でSPINETという英単語を調べると

spinet
n 1: small and compactly built upright piano(小さく作られたアップライトピアノ)
2: early model harpsichord with only one string per note(初期のハプシコード(チェンバロ)で1鍵を1弦で鳴らす。

という解釈が得られますが、主に「小型」という意味があるようです。

機構としては、小型化するために無理やりアクションを下に下ろしたため、鍵盤の動きを伝えるために回転軸が2つほど多く設定されています。また小さいため弦も短く響板(きょうばん)も小さいため、アップライトピアノよりは音の伸びが劣ります。

現在、生産されている情報はほとんどなく、見つけられたとしても30年以上前の古いものがほとんどです。
 

コンソール・ピアノ

スピネット・ピアノよりも少し大きめで高さが110cmくらいのピアノになります。コンソールピアノはアップライトピアノとほとんど変わりませんが、厳密にはアクションが鍵盤に直に載っているピアノを指します。

後述しますが、昔のアップライトピアノ(特にアメリカ製)は「スティッカー」と呼ばれる棒がアクションと鍵盤の間にあり、回転軸もひとつ多かったため、鍵盤の動きを伝えるにはベストのピアノがコンソールでした。しかし響板が小さく、弦も短いため音の伸びはアップライトピアノがやはり優れているでしょう。

コンソール・ピアノは見た目がコンパクトなため、主にインテリアを重視したデザインのものがよく見られます。現在でも各社が生産、販売しています。



アップライト・ピアノ

今最も多く普及しているピアノをアップライトピアノと呼びますが、一時は「グランド・アップライト・ピアノ」などと呼ばれることもありました。派手な聞こえを目的とした名称でしたので、中身は同じです。

アップライトピアノはコンソールピアノと違い、鍵盤とアクションの間に距離があります。これは響板を大きくすることにより、ハンマーが叩く弦の位置(打弦点)を上に上げる必要があったためです。設計上いろいろな試行錯誤があったかと思われますが、演奏者に負担の小さい方法として、鍵盤とアクションの間に「スティッカー」という棒が置かれました。

このスティッカーはアクションの下にぶら下がっているもので、コンソールピアノに比べて回転軸が1つ多くなり、演奏者の力を伝えるには1つのロスとなってしまいました。そこで現在はスティッカーを鍵盤側に移し、また材質を金属のワイヤーに変えることでこのロスを解消しています。

現在市場に出回っているアップライトピアノの高さは120〜130cmで、この高さの差でも演奏者に与える音の印象は大きく変わります。このようにピアノの高さは機構上の違いを生み、それがときに障害となりピアノ製作者を悩ませてきたのです。



  1. ピアノの歴史
  2. ピアノはなぜ音が出る?
  3. ピアノに最適な環境を
  4. こんなに大切!調律のお話
  5. ピアノはなぜ88鍵?(ピアノの歴史その2)
  6. 良いピアノを選び方
  7. ピアノの種類−スピネット、コンソール、アップライト

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